身元保証の専門家　身元保証相談士

当協会がお手伝いさせていただく身元保証に関する業務につきましては、身元保証業務の民間資格となる「身元保証相談士」の合格者が担当いたします。

「身元保証相談士」とは

既述ではありますが、身元保証相談士とは民間の資格であり、身元保証相談士協会が独自に確立した身元保証の仕組みについて学び、身元保証業務に欠かせない法律・介護・葬儀等に関する知識および能力を有すると認定された者のみが名乗ることができます。

資格には1級と2級が設けられており、業務内容の難易度がより高い1級の試験を受けるには、原則として法律分野の国家資格（弁護士、司法書士、行政書士等）をあらかじめ取得している必要があります。

なお、身元保証業務のプロとなる身元保証相談士の検定ならびに資格の付与は、「身元保証相談士協会」によって行われています。

超高齢化社会といわれている昨今、ご家族やご親族に頼ることができないご高齢の方などを対象とした、さまざまな形の身元保証サービスが登場しています。しかしながら運営状況が不透明であったり不正や横領が発覚したりなど、身元保証会社に関する多くの問題が生じているのもまた事実です。

こうした背景には業界における公正な指針や法的な縛りがなかったという理由があり、身元保証会社が各々で独自のルールを設けて身元保証業務を行っていたことがこうした結果を招いたといえるでしょう。

このような業界全体の状況を鑑みて、法律を主軸とした新たな身元保証のあり方と仕組みを独自に確立したのが「身元保証相談士協会」です。

身元保証相談士協会では適切な身元保証を行える体制を整備するために、法律家が直接関与し、ご利用者様とさまざまな契約を公正証書にて結んでおります。また、健全な運営を行ううえで適正な報酬の基準を設けておりますので、ご利用者様から寄付を募ることはありません。

身元保証相談士協会では独自に確立した身元保証業務を社会に普及したいという思いから、検定試験のみならず、定期的に各種セミナーや講習会を開催しております。また、身元保証事業のアドバイザリーとして、全国の身元保証事業者のサポートも行っております。

身元保証相談士協会認定の「身元保証相談士」は、以下の4つの方針を主軸に身元保証業務を行っております。

身元保証相談士は第三者であることから、身元保証業務を行うための権限をご依頼者様から事前に委任してもらう必要があります。その際に公正証書で6つの契約書を作成し、身元保証業務に関する契約を結ばせていただきます。

これらの契約を結ぶことにより、契約時からご逝去された後まで、ご依頼者様が望む形で身元保証業務を行うことが可能です。

お客様に安心安全な身元保証サービスをご利用いただけるよう、身元保証相談士協会では身元保証相談士から定期的に身元保証業務に関する報告を受けております。

この報告を通して身元保証業務が適切に行われているかどうかの確認および管理を行い、身元保証相談士の業務サポートや不正防止に努めております。

身元保証相談士協会が監督機関として介入しておりますので、安心して身元保証サービスをご利用ください。

「信託口座」とは信託契約を結んだ預金を管理・運用するための口座であり、ご依頼者様がご逝去された後で必要となる費用については、こちらの口座でお預かりさせていただきます。

預託金を安全に保管・管理するために第三者機関が開設した信託口座で個別管理を行い、口座は原則、ご依頼者様がご逝去されるまでロックした状態を維持します。

身元保証相談士協会に所属する身元保証相談士がお預かりした費用をご依頼者様のご逝去前に払い出すようなことはありませんので、ご安心ください。

身元保証会社のなかには財産の寄付を前提に身元保証業務を行うところもありますが、身元保証相談士協会ならびに所属する身元保証相談士は原則として、ご利用者様からの寄付はお断りさせていただいております。

寄付をいただかなくても適切な事業運営を行える体制を整備しておりますので、安心してお任せください。

なお、ご逝去された後の財産分配についてご希望がない場合は、寄付を必要としている公的団体をご紹介させていただきます。

身元保証についてお悩みやお困り事のある皆様におかれましては、法律の専門家が在籍する一般社団いきいきライフ協会まで、まずはお気軽にご相談ください。一般社団いきいきライフ協会ではお客様のお気持ちに寄り添いながら、身元保証から相続、死後事務手続きまで、懇切丁寧にお手伝いさせていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください

045-577-0409

身元保証についてパンフレットで
詳しく説明しております。

身元保証のことをもっと詳しく知りたい方は、資料請求をご利用ください。